TS九州新幹線 L特急つばめを想像する
文:K.S
2004年4月下旬に発売が予定されている「Train Simulator 九州新幹線」。本作品では在来線のL特急つばめが採用予定となっている。一方2003年秋にビコムよりL特急つばめの展望DVDが発売されている。このDVDは787系つばめの展望映像を2003年8月に収録している。そこでこのDVDを元に発売される「Train
Simulator 九州新幹線」の特にL特急つばめがどうなるか想像してみることとする。
採用ダイヤ
今の所、L特急つばめのどのダイヤが採用されるか未定である。つばめの停車駅は熊本〜水俣に限定すると、八代・日奈久・佐敷・水俣であるが、日奈久と佐敷は一部のダイヤでしか停車しない。日奈久停車のつばめは1本、佐敷停車のつばめは5本、いずれにも停車しないダイヤは残りの7本。確率的には熊本・八代・水俣に停車するつばめが採用か?
運転席
DVDには運転席そのものは映っていない。そこでK.S.H.P.時代に入手した運転席画像を見てみることとする。その画像はこちらを参照していただきたい。787系の運転席は計器類がシンプルに配置されているようだ。左から電圧計と思われる計器が2つ、速度計、時計入れ、圧力計、ブレーキ指示計、それに時刻表入れの裏に液晶パネルが見て取れる。また操作機器としてはレバーサ、マスコン、ATSボタン、ブレーキ、EBスイッチが見て取れる。
現在音楽館のWebで公開されている787系の運転画像を見ても、これらの計器・操作機器類がしっかり再現されているようだ。
次にDVDを見ていて気づいたことを以下に記していく。以下に記した点が再現されているか、注目すべきところである。
- セクションを予告するチャイム
- セクション直前になるとかわいらしいチャイムが鳴っていた。セクションを過ぎると鳴り止むことから恐らくセクションを予告するチャイムだと思われる。
- 車内放送
- 車内放送は運転席でもばっちり聞こえる。発車後および到着前の自動放送案内、そして車掌、客室乗務員の案内放送がある。
- モータ音
- 若干聞こえる。ブレーキをかけたときのモータ音が若干大きくなるところも気になるところ。
- セクション通過時の空調音
- セクションを通過するときに2〜3秒ほど空調が切れる。
- 警笛
- ATS操作
- DVDではつばめ1号を収録しているが、熊本〜水俣ではATSの操作がなかった。ただリレーつばめでは新八代駅の構造上からTS北海道以来のJR式のATS操作が登場すると思われる。
- 曲線標識
- JR九州では曲線半径を示す標識がある。黄色い長方形の板に「R500」などと書かれている。最近のTSでは右側の表示欄に「MAX
xxkm/h」と書いていることからこの表示のみなのか、それとも画面内にきちんと曲線標識を埋め込むのか、気になるところである。
線見
DVDを見て線見を行ったので、以下にポイントとなるところを記していく。
- 熊本〜川尻
- 熊本発車後はポイント制限があるためゆったりとした感じで進んでいく。白川橋梁付近でセクションがあり、これを通過すると徐々に飛ばしていく。右手には九州新幹線の高架橋などが確認できる。
- 川尻〜千丁
- 川尻を過ぎると橋を2つわたって行く。2つ目の橋を渡ったところから長大なストレート区間に入る。恐らく130km/h運転をしているのではと思う。宇土では右に三角線が分かれていく。また左側に新幹線の高架を確認できる。R600のカーブを過ぎると再び直線区間。基本的に川尻〜千丁までは直線とR600の組み合わせが続く。
- 松橋を過ぎると2つ目のセクションがある。また直線区間となり田んぼの中を高速で疾走することになる。直線区間ではロングレールになっており、この辺りの再現も気になるところである。
- 千丁〜新八代〜八代
- 千丁をすぎると右手に九州新幹線新八代駅への引込み線が見える。DVDでは徐行80となっていたが、TSにおいてポイントを渡っていくときの速度は不明である。恐らくつばめではDVD同様徐行80でこのポイントを直進していくものと思われる。なおDVDでは引込み線への信号が線路に対して直交する向きに向いており無効となっていたが、特に「つばめ」運転時にこのポイントに対する信号がどうなるのかも気になる。
- 新八代駅ホームは徐行80扱い。これを過ぎると製紙工場の煙突などが見えてくる。八代駅直前の左カーブを制限80で抜けていき最後は制限65となって八代に到着する。11両位置に停車する。
- 八代〜日奈久
- 下り4番線を出発。肥薩線を右に見ながら単線区間へと突入する。3つ目のセクションがこの付近にあった。そしてここで初めてR300の曲線が出現。水俣までこのR300が何度も連続していく。球磨川を渡りきると肥後高田を通過する。肥後高田からは多少スピードが出せるものの途中にR400の曲線がある。DVDでは日奈久で列車との交換を行うが、先行列車が先に退避していたのでそのまま通過する。
- 日奈久〜肥後田浦
- R300〜R400程度の曲線が連続する。また途中第4種踏切も登場。暫くすると右手に有明海が広がり最も景色のよい区間に突入する。上田浦までの間は海を右手に見ながら60〜70km/h程度で走行するものと思われる。上田浦を通過して暫くすると有明海と別れ、山間部に入っていく。制限55を抜けると久々の直線区間(田浦トンネル)に入り速度があがる。
- 肥後田浦〜佐敷
- 海浦を通過すると佐敷トンネルに入る。比較的長いトンネルで速度もあがるがトンネルの出口でカーブがあるため要注意。DVDでは佐敷に停車するパターン。9両位置に停車した。
- 佐敷〜津奈木
- 佐敷を出発してしばらくすると右手に国道3号?と思われる道路と併走する。そして4つ目のセクションを通過する。湯浦を通過するとここから津奈木までは複線区間に突入し、R600などの比較的ゆるやかなカーブとなる。列車が遅れている場合はここで遅延を回復できたりするのかもしれない。
- 湯浦を通過すると九州新幹線の高架橋がちらほら確認できる。津奈木からは再び単線となるため津奈木直前より再び速度がゆっくりとなる。
- 津奈木〜水俣
- つかの間の高速運転から一転して再びR300などが連続する区間に入る。右手に九州新幹線の高架が併走すると並ぶと間もなく新水俣駅。TSでは恐らく「初野信号所」として登場すると思われる。DVDではここでも列車の退避を行うが、先行が到着しているのでそのまま通過する。
- 右手に山野線跡を見ながらまもなく自動放送が流れる。そして水俣到着となる。9両位置に停車する。
雑記
熊本から水俣までは約1時間の乗務となる。八代以降はR300などのカーブが連続し、特殊制限標識も連発することから気の抜けない乗務になると推測される。3/13より予約が開始となりまた追加情報も予想されることから今後の展開に注目したいと思う。
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