DCT−65190さんの新幹線車内販売レポート
〜その2 下車・宿泊シフト編〜

 このレポートは情報ステーション815に99年年末にDCT−65190さんがカキコされた、車販レポートを本人様に再編集をお願いし、改めて掲載させていただいたものです。DCT−65190さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。m(__)m
 
 
<東京下車>
「東京下車」というのはその名のとおり、東京でそのまま折り返さずに下車し、別の列車で折り返すことをいいます。シフトの半分近くは「東京下車」で、時間は1時間前後がほとんどでしたが、中には3時間以上のものもあり、最大は7時間弱でした。また、シフトや担当によっては、駅近くの東京営業所に立ち寄ることもありました。

・東京営業所に立ち寄る場合
釣銭を持っている場合は、精算のために東京営業所に立ち寄る必要があります。営業所に立ち寄らない場合は、次の列車の乗務まで自由です。
営業所は駅近くのオフィスビルの5階にあり、徒歩5分のところにありました。精算方法は、小銭は自動精算機で数える以外は、全て手作業でした。紙幣の枚数・精算機で数えた小銭の枚数を3枚つづりの伝票に書き写し、伝票に印鑑を押してハンドスキャナと一緒に担当の人に提出し、伝票に間違いがないか確認してもらいます。半分以上の確率で金額は合いませんが、大抵は「スキャナの打ち忘れ(打ち過ぎ)」の場合がほとんどです。
#1,000円以上も金額が違えば問題ですが・・(^^;;

精算が終われば、あとは次の列車の乗務までは自由です。


<食事>
倉庫の下に社員食堂があり、倉庫か東京営業所で食券をもらえば食べることができました。ただ、私の場合は食堂に立ち寄ることは少なく、大抵は東京駅地下街で食事をとっていました。というか、あまりにも美味しくなかったので・・・。


<東京下車の時間のつぶし方>
一般的な時間のつぶし方を例にとって説明したいと思います。

・休憩所で待機または東京駅付近で遊ぶ
下車時間が2時間以内の場合はこのように体を休めたり、リラックスしていました。地下街で車内販売の制服を着た人をよく見かけるのはこのためです。

・私服に着替えて(制服のままで)遊びに行く
3時間以上の下車時間だと、東京23区内へ遊びに出かけていましたが、時には東京都外へ外出していました。制服を着たままでだと、グループで行動していたこともあり、目立っていました。
#実際、女性はよくバスガイドに間違えられていた。
ちなみに私の場合は「鉄」していたことが多かったです。(笑)この時ばかりは私服に着替え、交通博物館や都内の有名鉄道模型店を訪れたり、乗り鉄をして楽しみました。


<入線15〜20分前>
ワゴンと釣銭を受け取りに倉庫へ行きますが、ない場合はそのままホームへ直行です。東京駅ホームは新大阪駅よりも狭く、さらに1号車付近にエレベーターがあるので自由席車両の乗客の列を横切らなければならず、細心の注意が必要です。仕事内容は新大阪乗車時とほとんど同じなので省略しますが、東京発車と同時に販売できる体制にはしておきます。


<「東京」以外の下車シフト>
東京以外にも「新横浜」「名古屋」「岡山」「広島」「博多」がありますが、この中から私が乗務したことのある「新横浜」「名古屋」を説明したいと思います。

・新横浜下車
新横浜停車の東京行「ひかり」に乗務し、新横浜で新大阪行「こだま」に乗り換えるというシフトひとつだけありました。このコースは改札から出ることはないので「乗り換え」といったほうがよく、新横浜での滞在時間は20分弱でした。列車入線の際には一礼してから乗り込み、「B車ワゴン担当」として働いていました。

・名古屋下車
東京下車ののち名古屋行「こだま」に乗務し、名古屋から新大阪行「ひかり」に乗り換えるというシフトがひとつだけありました。このコースも新横浜同様「乗り換え」で、滞在時間は20分弱、名古屋からは「単品担当」として働いていました。


<宿泊シフト>
東京または博多を21時以降に到着し、宿泊後朝の新幹線で戻ってくるというシフトですが、ほとんどは「東京泊」のシフトでした。東京到着後、ワゴンや釣銭は1階倉庫の人に渡し、会社の送迎バスで大森にある寮へ向かいましたが、シフトによっては送迎バスの時間がかなりあったので、その時には京浜東北線に乗って寮へ向かったこともありました。部屋は、2段ベッドがあるだけのまさに「寝るだけ」の場所でした、また、朝6時台の「ひかり」で新大阪へ戻るシフトが組まれていたので、寮から東京駅に向かうバスは5時台の出発と、寝不足は確実でした。

#寮に0:15到着、寮を5:00出発というとんでもないシフトも・・・

東京に対し、博多宿泊のシフトは時間的に余裕がありました。送迎バスで博多営業所内の寮へ向かいましたが、一番きついコースでも「営業所に0:00に到着し、8:00に出発」でした。また、博多営業所だけは「出発前の点呼」は全列車必須でした。

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