熊本電鉄 線路移設について

熊本電鉄では2000年春から始まっている並行する国道の拡幅工事に伴い、一部区間(電波高専前〜須屋間)の線路移設工事を行っていました。そして2月25日から新線に移行、営業運転を開始しました。このページでは線路移設直前そして、直後の様子を写真を中心にして紹介していきたいと思います。
<写真が多数ありますので、完全に読み込むまでには少々時間がかかります>
 
<取材日 2001年2月22日〜23日、25日、26日>

工事前
工事開始部分(電波高専前〜黒石)
左の写真は電波高専前〜黒石間の線路切り換え部分です。右側の道路が国道387号線。この国道は線路と並行して走っていたために道が狭く、また側道に入る時には必ず踏み切りがあるために非常に混雑をしていました。その混雑を解消すべく国道387号線の拡幅工事が行われることになり、電鉄の線路が一部移設されることになりました。

左に向かっているのが新線で右が旧線です。旧線はレールも軽いのを使っていて、実際に見ると細いのが良く分かりました。一方新線は50kg/mレールを使っているようで、しっかりしています。
工事後
工事開始部分(新線切り換え後)
上の写真を撮影したところから歩道沿いに200m程度行くと旧黒石駅。右の写真は旧黒石駅構内です。(南に向かって撮影)ポイントはスプリングポイントです。黒石駅は数少ない離合ができる駅で、2線島式ホームです。 旧・黒石駅構内
黒石駅構内(南に向かって撮影)
駅案内のお知らせ
案内板<クリックすると拡大>
旧黒石駅ホームの入口にはこんな看板がありました。駅移転のお知らせと新しい駅の案内図です。<左の写真をクリックすると拡大します>

では6枚ほど、旧黒石駅の写真をごらんいただきたいと思います。
手書き駅名標
旧黒石駅の駅名板。手書きでなんともあじのある字で書かれていました。ちなみに「でんぱこうせんまえ」は1995年3月に書き換えられたのでしょう。
旧・黒石駅構内
旧黒石駅構内(北に向かって撮影)
場内信号機付近
旧黒石駅場内信号機付近。標識も結構古くなっています。
旧・黒石駅全景
旧黒石駅全景
すれ違い
旧黒石駅での列車のすれ違い
すれ違い
旧黒石駅の列車のすれ違い
というわけで、旧黒石駅を見ていただいた後は新黒石駅を見ていただきたいと思います。右の写真は新黒石駅を北から南に向かって撮影したものです。新黒石駅は両開きポイントで、同じような島式ホームです。下の写真からも分かるように新黒石駅には駅前広場が設置されています。恐らく駐輪場や駐車場として利用されるのでしょう。

またホームにはスロープも作られていました。
新・黒石駅構内
新黒石駅構内(南に向かって撮影)
新・黒石駅構内
新黒石駅構内(北に向かって撮影)
新・黒石駅構内
駅前広場。駅の入口はここから50mほど歩いたところ(トラックが止まっている付近)にあります。
駅名標
新黒石駅 駅名板(2月25日未明撮影)
新・黒石駅
新黒石駅

左が新黒石駅の駅名板です。手書きではなく印刷されたものでした。同様に三ツ石駅も印刷された駅名板を使用していました。
すれ違い
新黒石駅でのすれ違いの様子
左の写真は新黒石駅でのすれ違いの様子です。(この写真をとった1時間後に完成式が行われたようで、テレビ局などが取材に、またファンも一部駆けつけたようです。)
右の写真が新駅の三ツ石駅です。この駅も新黒石駅同様、スロープが付けられていました。奥に見えるトンネルは高速道路をくぐるものです。電鉄の新駅設置は1995年の「電波高専前」設置に続くもので、18番目の駅となります。 三ツ石駅
三ツ石駅
切り替え作業
線路切り換え作業<クリックすると拡大>
左の写真は24日深夜から25日未明にかけて行われた線路の接続作業の様子です。(クリックすると拡大します。)須屋側の接続部分でも工事が行われていました。
一方、新線切り換え後の様子も見てきました。踏切には黒いビニール袋がかぶせられ、また遮断棒もとってありました。当然、場内信号機や出発信号機からは灯りがなくなっていました。

どこか寂しい感じはしましたが・・・。
切り替え後の旧・黒石駅
新線切り換え後の旧線の様子(黒石駅場内信号機付近)

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