文:キハ181系特急「いそかぜ」さん
写真:K.S(モデル:さいくんさん)
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博多に到着した私たちは、ここで各車両の写真撮影に専念する事にしました。せっかく博多まで来たのだからと、K.Sさんが新幹線ホームにも足をのばしてみたいと提案し、それならと、先に在来線車両の撮影を済ませておく事にします。早速K.Sさんは入線してきた783系かもめ23号の様子を撮影に取り掛かり、さいくんさんも各車両の撮影に余念が無い様子。私は撮影よりも各列車のアコモの様子を観察したかったので、撮影に熱心なお二人と別れていくつかホームを回ってみることにしました。 |
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まず停車中のにちりん17号の485系レッドエクスプレスの車内へ入ります。何度か乗車しているので見慣れた車内ですが、ソニックに乗車してすぐということもあってか古さは否めません。居住性を見てみると、910ミリピッチのシートは今となっては少々狭苦しい印象で、何より座席の下に暖房用装置があるのがネックです。同じ910ミリピッチでも、座席の下に足を入れられれば文句無いのですが…。 同じく485系のハウステンボス車内にも入ってみました。この車内はとにかく奇抜!九州お得意の鮮やかな色を随所に配しています。枕カバーも専用の赤みがかった色のものを使用しています。このような鮮やかな配色は古さを隠してしまう点では大いに効果があるものですが、長時間見ていると目が疲れてしまうような気がして…。実際私は目がチカチカしてしまい、ちょっとだけ観察するとすぐに車外へ出てしまいました(苦笑)。 |
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最後に発車を待っていたゆふいんの森5号ことキハ72系ゆふいんの森3世を観察します。この車両には一度乗車したことがありますが、1世ことキハ71系とは違うカジュアルで明るい雰囲気が車内全体から感じられ非常に好感の持てる車両なのは言うまでもありません。それよりも気になったのは、2号車キハ72−2がエンジン1台使用で運転されていた事。本来この車は編成中唯一の2台エンジン搭載車で900馬力の高出力を発揮するのですが、エンジンの冷却風が空調装置に影響するとかでもう1台のエンジンを停止していたようです。走行性能が高いキハ72系だけに、1台エンジンを止めるくらい問題無いとは思うのですが、メインルートである久大本線は勾配の連続する路線、少々心配ではあります。 後部運転台の前では小さな子供を連れた家族連れがゆふ森をバックに記念撮影しています。その様子を見ていた車掌さんが特別に運転台へ案内。子供は普段ならまず入る事のできない場所に入れてもらったので大喜び!観光列車ならではの光景に、私はちょっと微笑ましくなりました。 15時06分、ゆふいんの森5号は発車。加速自体は従来と大差無いのですが、やはり他のエンジンに負担がかかっているのか排気ガスの色が幾分黒ずんでいて、見ていた私はますます心配になってしまいました。 |
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撮影の方もあらかた終わったようなので、今度は新幹線ホームに移動しちょうど入線してくるのぞみ24号の姿を撮影しに行きます。この24号は700系で運行されるため、まだ実物をよく見た事の無い我々にとってはなかなか面白そうです。入場券を買い新幹線改札口に入ります。ホームに上がってしばらくすると、博多南方向から700系がゆっくり入線してきました。700系を間近で見るのは今回が初めてなのですが、「カモノハシ」や「アヒル」と酷評されたように非常に面白い顔つきをしていますね(苦笑)。 |
| 外観は300系と大変良く似た印象ですが、側窓の位置がやたらに低い…。車内から外を見ると、こちらが下に潜り込んでいるような気分になってきます。窓も私が普段乗車する0系や100系と比較すると大きさがかなり小さい。まるで飛行機に乗っているような錯覚にとらわれてしまいます。その代わり照明やシートの配色の効果か車内は非常に明るく、清潔感にあふれています。JR九州の車両が暗い配色でシックに決めているだけに、これには新鮮な印象を受けました。 シートは固めでどちらかといえば短距離向きの印象も受けますが、博多〜新大阪程度ならこのくらいの固さがかえって良いかもしれませんね。リクライニングの角度が新幹線らしく深めにとってありなかなか快適です。予想していたより居住性が良く、さすが300系の後継車両だなと思いました。 700系については、他の掲示板や実際乗車した人の話を聞くと、乗車する前と後ではその評価に大きな差があるように感じるのです。私も今回実物を見てみるまでは「大した車両では無いだろう。」とタカをくくっていたのですが、実際の印象としてはなかなか上出来の車両だと感じ、乗車前と後の評価に差が出てくるのも納得できる気がしました。何でも実際に見たり体験してみないと、正しい評価はできないものですね。 15時27分、のぞみ24号は東京に向けて出発していきました。起動時の音は思ったより静かで、特にVVVFの音があまり聞こえなかったのは意外に思ったのですが…。 |
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のぞみ24号が出発した後、急いで在来線ホームに戻り、荒木行快速列車で15時38分博多を発車。これも811系4両なのですが、車番を見ると「クモハ811−111」の文字が!今日2度目のゾロ目車両登場に3人ともびっくりします。かぶりつきを楽しみながら最後の目的地二日市駅へ。当初は天拝山が今回の旅の終着駅になる筈でしたが、原田から両駅への料金が同じであるのと時間の関係もあり、二日市でこの旅行は完結と変更したのです。 |
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列車は淡々と走り15時52分二日市に到着。原田から鹿児島本線で来れば10分もかからない区間を7時間以上かけてやって来ました。最後の証拠写真を撮影し改札を一旦出ます。最初は頼りなかったように見えたこの小さな切符ですが、今日一日十分役目を果たしてくれましたね。何だか手放すのが惜しくなってしまった気がして…。 二日市の駅舎を撮影したり、帰りの切符を買うなどして再び改札の中に入ります。最後の列車は16時12分発久留米行普通列車。車両はまたも811系4両ですが、ここまで快速だったためか乗車率が良く、結局鳥栖までさいくんさんは立って過さなければなりませんでした。昨日今日と列車に乗りづくめでしたが、お互い疲れも見せず談笑し、最後の区間を存分に満喫します。 |
| 16時37分、終点の久留米に到着。さいくんさんと私はここで下車しますが、K.Sさんは引き続き後続の有明33号で熊本への帰途につきます。この有明33号は今春登場した787系4両編成。未だに乗車した事が無いK.Sさんにとってはまだまだ面白い旅が続きそうです。 まもなく有明33号が到着。K.Sさんは禁煙自由席車の3号車に乗り込みました。何とか通路側の席を確保したK.Sさんを見て安心した私たちは手を振って見送り、道中の無事を祈ります。16時33分、笛の音と共にドアが閉まり、有明33号は静かに久留米駅を後にして行きました。 (熊本まではどんな道中だったのか?それは後程K.Sさんの方からお伝えしていただく事にしましょう(笑)) |
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(787系 有明編成 一口レポ by K.S) 787系4両編成にはこの時に初めて乗車しました。2,3号車は既存の787系のM車ですので、変化はありませんでした。途中テレカを買うために車掌さんを探すべく4号車へ行きました。この4号車は新しく作られた車両です。4号車の座席から前を見るとソニックと同じに見えます。電光表示部はソニックと同じ大きさで、ガラスのドアになっていました。 さて上熊本まで乗車し、そこから西里へ戻るというルートで帰ったのですが、787系の車内ではビュッフェがないので不思議に感じました。いつものように最寄駅の西里を有明は通過して行き、上熊本に到着です。上熊本で普通に乗り換えて西里まで向かいました。 |
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| 私にとっては帰省のルートであり、日頃生活している所からもそう遠くはない場所、今回旅した所はそうした所ばかりでした。ですが普通列車を多用した事もあってか、日頃気が付かなかったり見落としていた風景や、沿線の名物にたくさん巡り逢えた気がします。時間の都合上全部の個所を詳しく観察する事はできませんでしたが、この区間は今後何回も通ることになりますのでその折にまた機会を見つけて観察なりしてみたいと思っています。 最後になりましたが、今回ご同行頂きましたさいくんさん、それに加えてレポート作成の機会を与えて下さったK.Sさんには熊本オフの前日から大変お世話になりました。特にK.Sさんはご多忙にも関わらずレポート掲載の為に様々なご尽力をして頂きました。お二人にはこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。また最後までご覧頂いた多くの皆様にも御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 |
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(終わり)
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