列車記号の意味(機関車編)

 駅で列車をみていると、車両の側面に「クモハ・・・」や「サハ・・・」などと書いてあります。それは車両の形式毎につけられる識別番号です。歴史から言うと1909年に記号・番号の示し方が定められ、現体系になったのが1928年だそうです。記号は「形式記号・形式番号・製造番号」の順に示されますが、機関車・客車・貨車などで異なります。ここではまず機関車の記号の意味について述べたいと思います。

機関車編

A:機関車の種別記号

記号 種別
なし 蒸気機関車
ディーゼル機関車
電気機関車

B:機関車の動軸数を表す記号

記号
動軸数

C:機関車の形式数字

数字 蒸気機関車 電気機関車 電気及びディーゼル
10〜29 タンク機関車 直流 最高速度85キロ未満
30〜49 タンク機関車 交流・交直流 最高速度85キロ未満
50〜69 テンダ機関車 直流 最高速度85キロ以上
70〜89 テンダ機関車 交流・交直流 最高速度85キロ以上
90〜99 テンダ機関車 試作車 試作車



 タンク機関車とは機関車自身に石炭と水を積む機関車。テンダ機関車とは機関車とは別にそれをつむ炭水車を別に牽引しています。また電気機関車のところでは70〜79が交流、80〜89が交直流です。
 まず機関車だけの記号だけを紹介しました。これを上からABC順に組み合わせるとその列車記号をあらわすことができます。例えばEF66であれば、「E」から電気機関車、「F」から動軸数が6軸、そして「66」から直流で最高速度が85キロ以上の機関車ということがわかります。一般にはこの形式記号の後に製造番号がつけられます。ただ最近は「EF210」のようにこれには当てはまらないものも増えています。今度は電車、客車、気動車の記号について述べたいと思います。

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