99年10月豊肥本線ダイヤ改正の概要について

 99年10月に豊肥本線熊本−肥後大津間が電化開業します。それに伴い10月1日に、豊肥本線のダイヤが改正されます。ここではその改正の内容(熊本口)をまとめて示したいと思います。

(1)概要

 豊肥本線の電化によって、豊肥線の電化区間には815系が導入されます。電車運転によって熊本−肥後大津間では数分の時間短縮がなされます。また熊本発肥後大津行の列車はすべて電車で運行されます。また特急「有明」の豊肥線乗り入れも始まります。現在783系で運用されている有明の上下11往復が水前寺まで乗り入れ、また有明12号、39号の1往復が肥後大津まで乗り入れをします。所要時間は熊本−水前寺間が7〜13分、熊本−肥後大津間が30分です。有明の停車駅は、熊本−新水前寺−水前寺−武蔵塚−肥後大津です。豊肥本線区間も特急運転されます。

(2)99年3月ダイヤとの比較

表1 下りの比較(熊本発)

99年3月ダイヤ 99年10月ダイヤ
行先 本数 行先 本数 増減
肥後大津 20 肥後大津 30 +10
宮地 15+1 宮地 7+1 −8
水前寺 水前寺 ±0
武蔵塚 武蔵塚 −1
豊後竹田 豊後竹田 ±0
肥後大津→宮地 +8
あそ あそ ±0
有明 12 +12



表2 上りの比較(熊本着)

99年3月ダイヤ 99年10月ダイヤ
発駅 本数 発駅 本数 増減
肥後大津 21 肥後大津 33 +12
宮地 15+1 宮地 6+1 −9
水前寺 水前寺 ±0
宮地→肥後大津 +9
あそ あそ ±0
有明 12 +12



 表1は熊本発の列車の行先別の比較、表2は熊本着の列車の発駅別の比較です。上下とも熊本−宮地の直通列車が大幅に減便されています。ダイヤを見てみると、熊本から立野・阿蘇方面に行く場合は昼間時間帯はすべて肥後大津で乗り換えを必要とする列車に変更になっています。ただ熊本−宮地のトータル的な本数は、一応のところ減便はないようです。次に熊本−肥後大津を結ぶ列車について考えてみます。熊本−宮地を結んでいた列車の増便分を除くと、熊本−肥後大津間は2本の増便となります。今回の改正ではパターンダイヤは実現しませんでしたが、今後の改正に期待したいと思います。

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