天草エアラインは、松山線を廃止して神戸へと飛ぶらしい。
ジェット機が飛んでいた路線ならニーズはある、採算が取れると考えているのだとしたら、ちょっと心配。
すぐお隣の伊丹にジェット機が飛んでいる中、わざわざ「便数が少なく、小さくて時間もかかる」プロペラ機に乗ってくれるだろうか。
往復+折り返しの時間約4時間弱。収益の柱である福岡線がおろそかにならないだろうか。
どうにもプロジェクトに取り組んでいる人の「夢」が見えないのである。
島民に愛されているエアラインの灯を大切にして欲しい。
撮影データ:天草空港 α700+70-200mmF2.8
天草エアラインが迷走を始めている。
1月28日の地元紙「熊本日日新聞」が「松山線廃止を検討」と報道したのだが、後のテレビニュースでは、社長がこれを否定し、当日行われた役員会でも議題に上らなかったという。
行間にいろんなものを読み取ったが、あくまで部外者の想像の域であり、ここでは語らない。
ひとつだけ気になるのは、この会社とそれを取り巻く人々から「思い」が伝わってこないこと。
大手ではないのだから、「飛行機を飛ばせばお客さんが乗る」わけではない。
利便性以上の何か、が無ければ、搭乗率のアップなんて望むべくも無いのだ。
天草エアラインは「県庁の航空会社ごっこ」なのだろうか。
だとしたらとても悲しいことである。
帰省の足が行き交う日。
空港に人を迎えにいくついでにα700での飛行機ファーストトライ。
どんよりとした空で絵になるような状況ではなかったので、カメラの機能をいろいろと試してみた。
やはりα7Dと違い、撮り手の手の抜きようが仕上がりに如実に反映してしまう。恐ろしい。
昨日、日本エアコミュータのSAAB340型機が出雲空港で車輪を破損し、滑走路緑地帯へ逸脱して停止した。
幸い、大事には至らなかったが、緑地帯が狭いような空港で同様の事象が発生した場合や、地上走行中の他機や車両に接触する可能性もあったことも考えると、手放しでは喜べない状況である。
JALのウェブサイトでは、お詫びと欠航便のお知らせがなされている。
ここしばらくの間、1日8便程度の便が欠航するようだ。
これは裏を返すと、1日に1機当たり8便程度の運航をこなしていることを意味する。
短距離の路線を運航するコミュータ航空機は、長距離を飛ぶジェット機に比べると、遥かに離着陸の回数が多いのだ。機体重量が軽いとはいえ、脚にかかる負担も相当なことだろう。
いずれにせよ、空を飛ぶ飛行機が、最後に頼るのは「脚」である。高知で前輪が降りなかったボンバルディア機、JA849Aも来年正月より路線に復帰するそうだ。JAL、ANA両グループとも、出来うる限りのメンテナンスを施し、年末年始の私たちの「足」を支えてほしい。
撮影データ:鹿児島空港 α7D+100-400mmF4.5-6.7
とある航空会社の事業継続に暗雲が立ち込めている。
エアトランセ会長「事業続け債務返済」 所有機1機、税滞納で差し押さえ(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/60972.html
創業時にはメディアにもてはやされた「ベンチャー」であったが、その運営はやはり課題が多かったようで、昨年くらいから定期運航路線が縮小され、現在では不定期路線をあちこちに作っては潰している状況である。
航空事業は顧客との信頼をじっくり作り上げてこそ成り立つ事業、目先に追われてのめまぐるしい動きは、素人の私でもその先を容易に予測できた。今後、資金調達は困難が予想される。会社会長は事業継続を明言しているが、はたしてここからの立ち直りというのは可能なのだろうか。
これまでの経緯が経緯ゆえに、同情できない部分もあるが、コミュータ航空を愛するものとしては、どうにかがんばって「ちゃんとした航空会社」によみがえって欲しいものだ。
余談ではあるが、今回の件を調べるためにググってみたら、

みんな、「期待しすぎ」である。

2007.11.4 羽田空港
α-7D AF70-200mmF2.8
熊本空港の夕景が話題になる季節だが、私はあえて羽田でパチリ。
1ターミナルから見る東京(川崎)の風景、個人的には「らしくて」好きである。
東京シリーズはひとまずこれまで。

福岡発の飛行機は7J2(旧JASボーイング777-200・レインボーセブン)の予定だったが、シップチェンジ(使用航空機の変更)で772(JALボーイング777-200)に変更となった。いまだにJASに思い入れがある私としては残念なチェンジだが、搭乗ゲートに待ち受けていたのは旧JAL塗装の777-200、愛称「アルタイル」。これはこれで希少になってきた機体である。

双発のためジャンボ(ボーイング747)より大きなエンジンを搭載する777。その大きなカウルは、全損事故ゼロという実績とともに、自分が39,000フィートの高空にいると言う不安を消し去るのに十分である。
偏西風も強くなってきた11月、1時間30分のあっという間のフライト。
ようやく雲も冬の顔立ちになってきた。

長期ロードから帰還。
ひとまず、今日の羽田の夕暮れとともにご報告まで。
琥珀の友人の結婚式があったので福岡県大川市へ。
途上、ふと思い立ち佐賀空港へ立ち寄った。

昼間は普段がらんどうの旅客機エプロンにたたずむ飛行機。
機体のひび割れ、速度計不具合と度重なる事象で佐賀から飛び立てない翼。
2000mの滑走路をフルに走りきってのテイクオフ。パイロットも空港関係者も肝を冷やしたことだろう。
速度計の不具合が主原因といわれているが、その原因分析が待たれるところだ。

私が訪れたときには、速度計の検査を行っていたようで、ピトー管には「Remove Before Flight」のタグが取り付けられていた。

再び空へ向かうために取り組みが続けられる中、1機の飛行機が佐賀空港にやってきた。
チャーター便で台湾へ向かう、同じチャイナエアラインのB737NGである。
「不具合機」を横目に見ながらのフライト、搭乗された旅行客の皆さんは心中複雑な思いだったのではないだろうか。
無論、チャーター機は無事空へ。
貨物エプロンの脇で静かに休むYS-11も、旅の無事を祈っているかのようだった。
地域限定型かぶりもの劇団「ギンギラ太陽's」のエッセンスが楽しめるサイトを発見した。
福岡県民or飛行機好きの方はぜひご覧あれ。
本編の両脇を飾るイラストで笑えたあなたは相当のギンギラ通、もしくは九州航空事情通。
敬愛する内田幹樹(うちだもとき)氏の小説が新たに文庫化されたので購入。
氏の処女作「パイロット・イン・コマンド」の後日談として語られる作品。
事件の後遺症に苦しみ、その回復のために沖縄を訪れた副操縦士・江波の話と、台湾から麻薬を密輸しようとする一団の話。何の脈絡もなく語られる二つの話は、先島諸島に浮かぶ小さな島「下地島」を接点に、急速に一つに結びついていく-。
作品は下地島の持つ風景と「背景」の中で進められ、ほぼすべての話が機上で展開する密室劇で、またそれが魅力である内田氏の作品の中では異色である。しかしそれゆえ、空の世界をよく知らない人でも十分に楽しめる作品だ。
ちょっと大きめの書店であれば書棚もしくは新刊コーナーに並んでいるようなので、ぜひ手に取っていただきたい。

福岡空港でターミナルから飛行機に向かうときに乗車したバスの中での一枚。
思いもかけないところで、思いもかけない社局の名前を発見。

というわけで、空を飛んできた。
青くどこまでも続く空。
時間に止まって欲しい瞬間。

安全のしおり、を読まれたことはあるだろうか。
私は飛行機に乗ったらまずこれを手に取る。
過去に乗ったことのある飛行機でも、いつも乗っている慣れた路線でも。
一通り読み返して、その後前後左右の非常口(とトイレ)を確認し、ベルトを一回締めなおす。
神に祈る代わりの、私の安全の儀式。
携帯電話の電源操作はロビーで済ませる。
持ち込み手荷物は最小限で、かつ足元の座席の下に確実に押し込む。
機内で熱い飲み物は頼まない。
毛布を頼み、腹から膝に掛けて上からベルトで締める。
離着陸時は座席を立てて、きちんとした姿勢で着座する。
飛行機の安全は、乗ってしまえば航空会社任せ、という気分になってしまう。
しかし私たちができることが、実はたくさんあるのだ。

本日那覇空港でチャイナエアラインのボーイング737-800型機がエンジン火災で焼失した。
福岡空港には、チャイナエアラインの同型機が飛来しないため、コンチネンタルの同型機を紹介。
737"NG"と呼ばれる次世代737型機は、小型機のベストセラーシリーズの最新型機である。
コンピュータをフルに活用したアビオニクス、効率の良い機体設計とエンジンを用いた環境性能は多くの航空会社に受け入れられ、日本の航空会社でもあの「うんちゴールドジェット」のANAグループ(-700、-700ER)をはじめ、JAL(-800)、SKY(-800)で導入されている。
この事故に関し、私が今後注目する点は以下のとおりである。
・SPOT-IN後炎上という特異事例はなぜ発生したか。
・エンジン火災という、消火等の対策が比較的取られているトラブルで、なぜ安全停止した飛行機が全焼するまでにいたったのか。
・すばやい避難が行われた一方で、乗員の避難誘導が機能していないように見えたが実際どうであったか。
737NGは生産開始後10年を迎え、飛行機の生涯の中でもっとも若々しく健康的な時期を迎えている。
初期導入時のトラブル(ボンバルディア機の不具合はこの類である)が収束し、その一方で老朽化に伴うトラブルもまだ発生しにくい時期である。それゆえに、このような事故が発生すると逆に何らかの未知の不具合が隠れていたのではないかと考えるのである。
航空機自体が持つ非常時の安全性が機能したこともあり、人命の損失を伴う事故にはならなかった。だからこそ、存分に事故の原因について調べ、それを次なる事故の発生防止、事故の拡大防止につなげていきたい。
http://jp.youtube.com/results?search_query=JAL123
時間と、命はいくら叫んでも取り戻せない。
残されたものにできることは、悲劇を悲劇として取り扱うだけではなく、未来へ語り継ぎ、そこから新しいドラマを生み出すこと。
JAL123便の乗客乗員をはじめとした、全ての航空事故の犠牲者に憶いを馳せ、思いを新たに空を見上げたい。

(こちらは旧滑走路[06R/24L])
関西国際空港の新滑走路(06L/24R)が運用を開始した。
関西空港、世間的には評判の悪い空港だが、個人的には好きな空港である。
横に長いガラス張りのターミナルは構造材が規則的な模様を描きその広さを表現する。そこに整然と旅客機が頭をそろえ、さらにその後方の長い滑走路から優雅に飛び立つ飛行機は、旅の非日常性を存分に演出し、心を高揚させるのだ。この心の満たされように比すれば、空港まで遠いとか、延々とターミナルを歩かなければいけないとか、ロビーのマクドナルドが市中価格より高いとか、そんなことはもうどうでも良くなってくるのだ。
*****

その関西空港に、北九州ベースの航空会社、スターフライヤーがこの秋就航する。
モノトーンの美しい機体は、きっと関空のシャープなターミナルによく似合うと思う。
ただ、羽田-関西と言えばかつて新興航空会社の先輩であるスカイマークが就航したが、わずか1年で撤退したいわくつきの路線である。
ハイエナのように高収益路線にこだわるスカイマークが撤退した路線で、スターフライヤーが成功するのか、個人的には不安な思いがよぎるが、九州ベースのエアラインとして、ぜひ飛躍のきっかけをつかんでほしいと願う。
*****
台風で心配された「旅家族2007R(リベンジ)」であるが、無事明日より決行することが出来るようである。
明日から大阪、名古屋へ。
残念ながら関西ではなく伊丹、スターフライヤーではなくJALエクスプレスであるが、存分に空と家族旅行を楽しんできたい。


2007.5.27 熊本空港
琥珀が週末仕事だったため、2日間子守モード。
定番の熊本空港外周でまったり。

2007.5.27 熊本空港
熊本空港は、視程9km 快晴 28度
(RJFT 270300Z 24005KT 130V290 9000 NSC 28/13 Q1009)
と5月とは思えない日差しに加え黄砂に覆われた空が視覚的にも暑さを演出。
中国からのもうひとつのお客様、光化学スモッグも連日発生しており、晴れても青空のさえない日々が続く。
ヒコーキ写真を趣味とするものとしては残念な限り。

2007.4.28 熊本市南千反畑町
ブルーインパルスがやってきた。
苦情殺到と言う報道もあったが、市民の多くは前日の訓練飛行がいい宣伝になったようで、当日は会場となった熊本城周辺をはじめ、多くの場所でブルーを待ち受ける姿が見られた。
私たちも見学しようと市街へ繰り出したが、混雑する市街中心部から少し離れた公園で眺めることとした。
音が近づいてくると「どこ、どこ」と首をふりふり。
ビューン
あ、行ってしまった・・・ビルの隙間から飛び出し、自由自在に空を舞う6機の飛行機。
民生機と違い動きが早く複雑なので、空の狭い市街地の空で予測しながら追うのは大変だった。
でも、普段見られない「空のダンス」を楽しむことができ、私も娘たちも大満足。

2007.2.12 熊本空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8
(写真は当該機JA81AM)
(産経新聞iza)ボンバルディア機、手動で車輪出し着陸 熊本
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/44086/
こんな形で、地元のエアラインが全国ニュースになるのは残念な限りだ。
普段であれば、地元新聞のベタ記事だったのだろうが。
高知でのQ400型機同様、脚部のトラブルであるが、天草エア機は「すべての車輪が不作動」で「異常時手順による手動での脚下げを実施」していることから、油圧系統の異常が想定され、ボルトの脱落が推測されている高知の事象とは直接的な関連性はないと考えられる。
しかしながら、メディアとその受け手にとって今回の一件は同一線上にしか見えないだろう。
できうる限りの手段で「運航上の安全」を確保しようとするメーカとキャリア。
顕在化された事柄のみから、ボンバルディア機の「安全」を否定する人々。
トラブルのたびに繰り返されるボタンの掛け違い。
それを指摘するだけのメディア報道。
それで問題が解決するのであればたやすいのであるが。
私ができること。
それは、核心に向けて取り組んでいる現場スタッフに声なき声援を送り続けることだけだ。

2006.9.11 高知空港
α-7DIGITAL 24-135mmF3.5-5.6
高知空港はQ400が頻繁に離発着し、まさに主役といえる空港である。
その高知で、ANA1306便(DHC-8-Q400、JA849A)は着陸の際前輪の脚下げが不可能となり、最終的には緊急着陸することとなった。一時はテレビ各社が生中継すると言う「パニックショー」の様相を呈したが、クルー・乗客双方の平静とした対応で着陸は完全に遂行された。
各社報道の中には、機長の着陸をことさら賞賛する向きもある.しかしパイロットとしてなすべき仕事を当然のように行ったわけであり、当の本人としてもとても英雄気分にはなれないだろう。一方で、「私たちの安全が脅かされている」と冒頭から煽った報道を名乗る番組もあったが、見てのとおり安全は確保された。脅かしているのは当の報道である。

2007.2.21 JAL1804便機上
α-7DIGITAL 24-135mmF3.5-5.6
翼の上は、最高の映像と共に過ごせる1時間30分の映画館。

2007.2.12 熊本空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8
地元紙・熊本日日新聞の2月20日付け報道によると、天草エアラインに対し熊本県と地元3市町から整備費等として6,300万円の助成が行われるらしい。
現在、天草エアラインは2億円以上の累積損失を抱えている。経営状況的にも先行きに楽観視できる材料はなく、助成は地域公共交通機関としての公共性、特殊性、そして航空運送事業として必要な安全性の確保から考えれば、適切な判断ではないかと考える。
しかし、今後のことを考えたとき、県や地元自治体、そして住民は天草エアラインの今後をどう考えているのかが気になる。先に述べたとおり、地域コミュータである天草エアライン、今後経営状況がプラスになるような外的要因はあまりない。過疎化、燃料高騰、新幹線や熊本天草幹線道路など代替交通の整備を考えると、むしろマイナス要因の方が多いのだ。

2007.2.12 熊本空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8
天気の良い休日。昼食を持って熊本空港へ。
西風が強くRWY25を使用しており、阿蘇を背景に進入してくる飛行機を眺めながら家族でのんびりとした時間を過ごすことができた。

2006.2.11 (旧)北九州空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8
日本航空の再生中期プランが発表された。
http://www.jal.com/ja/press/0000874/874.html
「トラブル報道」による顧客流出、燃料費の高騰の中で、組合との絡みでなかなか実現しなかった運航乗務員の待遇にまで踏み込んできたことは、会社の危機感の表れといっていいだろう。
事業が縮小基調の会社の中にいると、ややもすると気持ちまで縮小してしまうのだが、ぜひこの逆境をバネに、いい意味で緊張感のあるキャリアになってほしいと願うし、苦しい中でも私たちに笑顔を与え続けてほしいと思う。私も、利用することで応援し続けたいと考えている。
今回の中期計画の中で、具体的で感心したのは、機材の更新である。全日空に比べ遅れていた中型機・小型機の更新。名古屋発の地方路線などは、新型の「金色」が飛ぶANAに対し、JALは経年機での運航で、頻回に利用するビジネスユーザや航空ファンなどの目にはサービス格差として映っていたのではないかと思うが、今後その経年機、特にMD-87型機をねらい打ちで更新するようだ。
MD機を利用された方はご存じだと思うが、MD機は最新の90型機を除き機体性能、機内環境ともに「昭和の香り」を感じさせる機体で、細身の胴体による居住性の悪さと相まって新鋭機と比べるとお世辞にも快適とはいえない飛行機である。旧JASの機体だけに趣味的には愛情がないわけではないが、この置き換えの判断は的確であると感じる。
旧JASの地方路線は経営的に苦しいところも多いが、小さな地方空港にも快適なネットワークを架けることで、地方のユーザ、そして全国を股にかけるビジネスユーザにアピールすることは無意味ではないと思う。大型機の更新に比べ目立たない取り組みだが、私はこの地道な取り組みに期待したい。

2006.11.23 鹿児島空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8 x1.4 Tele Converter
後藤さんが広島で「たまごっちジェット」を撮られていたようなので私も在庫から。
ご覧のとおりたまごっちは主翼でばっさりである。

2006.11.23 鹿児島空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8
というわけで、後ろがちにベストショットを狙うことになるのだが、いずれにせよJALのこの塗装は「とってつけた感」が残ってしまうのが辛いところだ。まあ、そのちぐはぐ感がいかにも期間限定という雰囲気を出しているといえば出しているのだが。

2005.1.9 福岡空港
α-7DIGITAL 100-400mmF4.5-6.7
(産経新聞iza)日航が国内線に「ファーストクラス」導入へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/financial/33845/
国内線3クラスはかつて日本エアシステムがB777「レインボーセブン」で行っていた。
会社の名前は消えたが、かつてのJASのサービスをうかがわせるるものが復活するのは虹の翼のファンだった者としては嬉しい。
これをきっかけにJASの「やさしいお姉さん」的なサービスマインドも復活しないだろうか。
2007.1.2 福岡空港
SDR-S200
楽しい撮り初めを、ということでK.S氏とdats氏と福岡空港に行ったのだが、α-7DIGITALが不調を来たすという新年からなんとも残念な事態に。
しかし、気を取り直して新兵器SDムービーで楽しんだ。
瞬間瞬間の美しさを切り取ることはできないが、飛行機が迫ってくる迫力というのは、動画ならではの表現だろう。

2006.11.25 熊本空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8 x1.4Tele Converter
飛行機ファンにとって熊本の秋の風物詩、滑走路に沈む夕日の季節が過ぎた。
今年はあいにくの天気が続いたが、遠方からこられた方は素敵な写真を収めることができたのだろうか。
私にとっては熊本に戻って初めての秋だったが、あえて滑走路延長線に行かず、デッキからの夕景に挑戦してみた。
ふるさとをいつも見守る金峰山。K.Sさん同様私にとっても思い入れの深い山の稜線を、いつか美しく表現してみたいものだ。

(左)福岡空港 (右)鹿児島空港
2006.11.23 α-7DIGITAL 17-35mmF2.8-4
プロップ機に搭乗する場合、大抵地上から飛行機にアクセスすることになる。
一般の人にとっては面倒なこの手順も、私にとっては飛行機を間近で見られる楽しい機会だ。
地上から飛行機に乗るとき、私は決まってプロペラを眺める。
細くてシャープ、機敏さをイメージさせるSAAB340。
細身の胴体とは対照的に、大きな6枚羽根がたくましさを感じさせるQ400。
その姿を見て、今回もいいフライトになるであろうことを私は確信するのだ。

2006.11.23 JAC3649便機上
α-7DIGITAL 17-35mmF2.8-4
写真のとおり雲中飛行だったのだが、この写真を撮っていた水平飛行中はさほどの揺れでもなく、サービスも通常通り行われた。
ところが降下を始めたとたん上へ下への大荒れ状態。雲の下に出て錦江湾が見えたとき、機首を下げて海に向かうように旋回していたので、搭乗客の多くが窓をのぞきこんで不安そうな顔をしていた。
旋回を終えて滑走路の延長線上に正対するも、強い横風の影響で機首は思いっきり滑走路より右のほうへ(参考)。
10度くらいクラブアングルをとっていたようだが、「あさっての方向」というのはこの方向なのだろうと思うほどそのずれは大きく感じられた。
荒れ模様ゆえに、機体の動きからパイロットの動作が伝わってきて、私も思わず手足が操縦。
しかし、飛行機は私の助けを必要とするまでもなく、見事にランディングした。
行く勇気。行かない勇気。両方を備え、的確な判断で運行を完遂する空の男は、やはり憧憬の存在である。

2006.11.5 福岡空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8
夕焼け空で繰り広げられる、太陽へのプロポーズ。
届きそうで、届かなくて。

2005.10.16 JAL1713便機上(厚木付近)
α-7DIGITAL 28-70mmF2.8
米軍横田基地が管理する管制空域が一部返還されるらしい。
東京から九州へ向かうとき、飛行機は通常一旦南東に機首を向けて上昇した後反転し、横浜上空を経由し富士山の北側を通り過ぎていく、「ZAMA 8 Departure」という標準出発方式(SID)を通る。
この出発方式は、途中座間付近(ZAMA NDB)を17,000フィート(約5,200m)以上という高さで通るのだが、これはこの横田の管制空域を通らないようにするために設定されているものである。
東京都のWebサイトの図がわかりやすいので参照されたい。
空は自由に見えて、自由でなく、私たちの空のようで、私たちの空でなかったりするのである。

飛行機は、鉄道と違い予めキャンセルを見込んで予約を多く取る。
ところが、想定外にキャンセルが発生しないと、座席数より予約数が多いという状態-オーバーブック-になり、乗客に搭乗便変更をお願いすることになる。
私は移動に混雑する日時を避ける傾向があり、これまで実際にそのような場面になることはなかったのだが、今回熊本空港の朝一便で初めて遭遇。
協力金10,000円か7,500マイル。仕事でなければ喜んで協力したのだが。

初めて飛行機に乗ったときの感動も。
子どもの頃トイレに閉じ込められたことも。
佐賀空港で再会したことも。
最愛の人と乗ったことも。
空港へ何度も足を運んだことも。
全ての思い出とともに、あなたに感謝を。

2006.9.11 高知空港
α-SweetII センチュリアスーパー200 17-35mmF2.8-4
夏の最後の、家族の想い出をありがとう。

2006.8.13 福岡空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8
MD-90は約160人乗りの小型ジェット機で、大都市-地方都市を結ぶ路線や、中堅都市同士を結ぶ路線を中心に活躍する飛行機である。
細身のシルエットながら、JALの小型機の中では新しい機体であるため居住性、静粛性ともに高く、個人的に好きな機種である。同路線でMD-81やB737-400と混在して運用されていることが多いが、時間に特段の制約が無ければ私は迷わずMD-90で運行される便を選ぶだろう。
そのMD-90に、今後アッパークラス「クラスJ」が装備されることになった。
http://www.jal.co.jp/classj/outline.html
小型機ゆえにただでさえ少ない座席を、アッパークラス装備でさらに減らすというのは、それだけ今のJALの乗客離れが酷いのか、と穿った見方もできなくはない。しかしどうせ乗るならゆっくり乗りたいと積極的にクラスJを利用している私にとっては、幹線だけでなく多くの路線でクラスJが利用できることになることを大変嬉しく思っている。
激しい競争にさらされる航空業界。航空運賃はこれでもかという程の安売り合戦である。しかし、私のように多少高い運賃を払っても快適と安心を買いたいというユーザもいるはずである。数合わせの集客だけでなく、サービスの本来的な魅力によって乗客に選んでもらえるような、JALにはそんな航空会社になって欲しいと思うし、今回の小型機へのクラスJ装備をその一歩と評価したい。

2006.8.13 福岡空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8 + x1.4 Tele Converter
時代はすっかりオシムジャパン。
ほんの2ヶ月前あれだけ熱狂したものも、あっという間に過去のもの。

2006.8.13 福岡空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8 x1.4Tele Converter
飛行機は国境を軽々と越えていく。
それに比べ、人の心の国境のなんと険しいことか。
空のように、シームレスな国際社会を願って。

2006.8.13 福岡市博多区
au W21CA
飛行機が離着陸する合間の月隈緑地は、静かで憶いを馳せるには良い空間だ。
残念なことに、この1年も空の安全はメディアの「ネタ」として消費されつづけた。さすがにこのところは飽きてきたようだが、金と力を背景に情報を貪るメディアに空の未来を作る力はない。空を職場にする人、空を利用する人、空を愛する者がそれぞれの立場で言葉を発し、本当の安全とは何かを理解し、伝えはじめなければならないと思う。
そしてもう一つ、「テロ」という名の脅威が空を覆っている。
メディアと政治家は恐怖を煽り、テロリストにその責を全て負わせているが、そのようなものたちを招き入れるようになってしまったこの10年の歩みを、世界の一員として私は恥じ、反省しなければならないと思う。
事故のリスクは不可避のものとして受け入れなければならない部分があるが、テロのリスクは回避可能なものである。もちろん、権力同士の思想的軋轢と経済的利権とが生み出したこの状況は、個人で簡単にどうにかなるというものではない。しかしそれでも私たちは生活・経済・政治あらゆる面でこの問題について取り組み、リスクを回避するために考え続けることが必要だ。
これからの時代、空を、世界を変えてくれるのは政治でもなく、メディアでもない。
ほかでもない私たちだと、私はこの地から永遠の空を往く人に憶いを伝え、その場を立ち去った。

2006.8.13 福岡空港
α-7DIGITAL 70-200mmF2.8
鉄馬さんが来九されるということで、短い時間ではあったがご一緒し福岡空港を案内しながら撮影を行った。
夏らしい深い青空と、たくましい雲が、離陸する飛行機たちの背景を力強く彩っていた。