2007年12月18日

夢への軌道

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いつからぼくらは、ミッキーやスヌーピーやキティでないと夢を見られなくなったのだろう。
子どもの頃、感動は身近なところにあふれるほどあったのに。

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8月に紹介した、名鉄モノレール線が来年廃線になることが決定した。
日本初の跨座式モノレールで運行されていたこの路線は、ほぼ動物園・遊園地の付帯施設という特殊な路線であったが、それゆえに鉄道文化財的な価値をこれまで保つことが出来たともいえる。

マイカー移動中心という中京圏のレジャーの特徴、また施設の老朽化ということも廃止の理由であろうが、何より「本体」の日本モンキーパークの入場者の減少が大きな要因と思われる。
私たちが訪れた日も、猛暑日の日中ということはあったが、園地は夏休みとは思えないほどののどかさであった。

モノレールの廃止が引き金となって、モンキーパーク自体の存廃も検討されるようなことがないか、心配で仕方がない。
すべてのものに好奇心を持ち、すべてのものに発見がある子どもたちにとっては、身近な場所にあるこうした施設こそがワンダーランドだ。

大人たちが作った、大人たちのための夢の国へは、まだまだ後になって行けば良いことなのだから。


撮影データ:名鉄モノレール線 犬山遊園 α7D+17-35mmF2.8-4(一部画像加工)


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2007年12月17日

猫保線員

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お前はこんな所で何を撮ってるんだニャ?
おい、そのデカいレンズをこっちに向けるニャ!肖像権の侵害だニャ!!

=====

ここの駅長ではないが、我がもののように線路を見回っている猫がいたのでパチリ。

撮影データ:熊本電鉄菊池線 黒石-電波高専前 α700+70-200mmF2.8


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2007年12月16日

クリスマス・ローカル

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新幹線がクリスマス・エクスプレスなら最高時速50キロの地方私鉄であるこちらは「クリスマス・ローカル」だろうか。

熊本電鉄では、16日から25日まで「クリスマス電車」が運行されている。
街中の煌びやかなイルミに比べるととても地味な手作り感たっぷりのラッピングだが、まぁそれがクマデンらしくて良い。

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週末、久しぶりに子どもを連れて空港に行こうと思ったら、7002D→1001Mの順で立て続けに発熱。
飛行機撮影は年末年始までお預けに。

しかし、昼寝に入った子どもたちを琥珀に預けてちょろっと近場のクマデンまで撮影に抜け出したところ、「のん植原ホームページ」ののん植原さんとお知り合いになった。青ガエルの撮影においでになられていたそうだ。
のん槇原さんは「鉄道ファン」誌に写真を掲載されるほどの方。鉄道写真を撮られる方はぜひリンクをたどっていただきたい。

子どもが熱を出さなかったらなかったであろう出会い。
これもまた縁である。

撮影データ:
(上)熊本電鉄菊池線 黒石-電波高専前 α700+70-200mmF2.8
(下)熊本電鉄菊池線 御代志 α700+17-50mmF2.8


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2007年12月13日

初冬の散歩道

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久留米に長いこと住んでいた関係で、まだ福岡銀行とお付き合いがある。
熊本支店は私の職場からはちょっと遠いのだが、ちょっと冷たくなった空気が気持ちよかったので昼休みに歩いて行くことにした。
熊本市役所の前を通ると、木枯らしが銀杏並木に美しい黄色の雨を降らせていた。
α700が手元にないのが惜しい。

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福岡銀行まで足を伸ばしたついでに、隣接する吉野家でテラ豚丼を食す。
食の安全とやらがとかく騒がれているが、私は豚を作ることも米を作ることも出来ない以上、出されたものはありがたくいただきたいと思う。
衛生について気にならないわけではないが、心配なら我が家で食べればいい話であるし。

「安全」ってそんな簡単じゃない。
作り手も、受け手も安易に考えすぎだと思う。

撮影データ:熊本市手取本町 EX-V7(画像加工)


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2007年12月08日

First Contact

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「鉄」か「空」かで迷ったが、まずは自宅から近い「鉄」で動き物初トライ。
1200万画素という高解像度は、手ぶれやピンずれ、そしてレンズの性能がシビアに現れてくる。
撮り手を試すカメラ。α7DIGITALのほうがかえってお気軽カメラだったのかもしれない。
しかし、軽快に切れるシャッター、これまのミノルタ系カメラにはなかった被写体に食らいつくオートフォーカスは、私の戦闘意欲をかきたてるのに十分だった。

撮影データ:鹿児島本線植木-西里 α700+70-200mmF2.8 x1.4


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2007年11月20日

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2007.11.10 熊本県合志市
EX-V7(以下写真同じ)

ヨ8000。車掌車と言うかつて貨物列車の後端に連結されていた車両である。
我が家からクルマで10分の所にある公園で発見。
かつては貨物ヤードにごろごろしていたし、その後も街角のいたるところでたこ焼き屋やら何やらで活用されていたような気がするが、最近はすっかり見なくなったことに改めて気づく。

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テールランプのカバーが失われていたり、シートのモケットが破損したりしているものの、子どもの遊び場として活用されている割には、車内外ともに保存状態はよい。
「日本国有鉄道」もうすっかり歴史を帯びた名称になってしまった。

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こんな表示は、史料的価値もありそう。

線路から遠く離れてしまった車両の余生。
また子どもたちと声をかけに来よう。


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2007年11月12日

a little journey

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秋葉原からTX(つくばエクスプレス)にふらっと乗車。

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地下から高架、高架から地下と慌しくアップダウンを繰り返していくうちに、電車は郊外へ。
30分もすると、のどかな風景の中を最新鋭の電車が爆走する。

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筑波山麓では大規模な開発も行われていた。
都心まで1時間圏内。10年後にはここの風景も一変していることだろう。

わずか50分でつくばに到着。モバイルスイカを改札にかざすと1,150円も徴収されてびっくりした。
割高な運賃設定に加え、都心の電車としては圧倒的な速度で距離を稼がれてしまったからだろう。

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つくばで何をするまでもなく来た列車に乗る。
列車に揺られ、流れ行く風景に思いを任せる。
あたかも用のあるようなそぶりで、意味もなく途中の駅で降りる。

この感覚、忘れかけていたなぁ。


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2007年11月10日

交通博物館

秋葉原に向かうため淡路町から歩いている時に、懐かしい場所の前を通った。

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この秋大宮の「鉄道博物館」が開業したため、それに先立ち閉館になった「交通博物館」である。
最後に訪れたのが「THE 山手線」の試遊台を取材したときなので、既に6年前のこと。
今にして思えば、閉館前にもう一度くらい足を運んでおきたかった。

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今ではレールが寂しく佇むだけ。
軌間が標準軌であることが、かつて0系新幹線の前頭部が展示されていた場所だということを教えてくれた。


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2007年11月08日

TOKYO MAZE

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熊本に戻ってくると、前職場のU所長からの封書が届いていた。
以前にも紹介したが、U所長の送ってくる日々のコラムはオフラインなのが残念である。
無論、オフラインゆえに書ける、というのはあるのだろうが。

そんな中に、U所長が自らの方向感覚を独白する内容のものがあった。

「東京から新宿に向かうために利用した山手線だったが、なぜか新宿につくまで1時間以上かかった。ぐるりと反対回りしていたのだった」

本当に、U所長は新宿にたどり着いたのだろうか。

山手線はご存知のとおり環状線である。東京と新宿はその東と西でほぼ反対に位置する駅であり、外回り、内回りどちらを利用しても約30分かかる。
U所長は反対回りしたことを気にしているが、じつは反対に回ったところで結果はあまり変わらない
ましてや、1時間以上乗車したと言うことは確実に1周したのである。新宿で降りたつもりが新橋だったとか、そんなオチがあったのではないかと要らぬ心配をしてしまう。

そして今更遅すぎるアドバイスではあるが、東京から新宿へ行く最適解のひとつは、中央快速線の利用である。所要約15分。次善は東京メトロ丸の内線であろうか・・・

筆者が綴った思いとは関係なく、東京-新宿間の移動を自然と検討してしまう私は、やはり鉄の血としかいいようがない。U所長には心からお詫びしたい。


・・・と人の鉄道利用にケチを付けたにも関わらず、私も最近はすっかり鉄の切れ味が落ちてしまっている。
今回の上京中、渋谷から淡路町に向かうため、大手町で半蔵門線から丸の内線に乗り換えようとコンコースの表示を見ると、「渋谷方面」「池袋方面」・・・どっちも山の手ぢゃないかとしばし考え込んだ。
横浜への往復でも東京側のどのターミナルからアプローチすればいいのか、始点駅と目的地駅の設定が複数考えられ、最後にはK.S氏にヘルプを求める始末。

どうにもこうにも、すぱっと答えを導き出せなくなったのは、鉄分の不足なのか判断能力の欠如なのか加齢に伴う記憶力低下なのか。何とも悩ましい。

乗り間違えて見知らぬ場所に行くのも一興、ととりあえず強がってはみるが。


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2007年09月27日

"名"車

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今回の名古屋行きでは移動のスケジュールが厳しく、趣味に走る余裕はなかったのだが、途上でこんな電車にエンカウント。

かつての花形電車も、すっかり普通列車用と化しているが、それでも寡黙に働き続ける彼らの汎用性の高さと、使い続けることにこだわりがあるとしか思えない名鉄のidentityに共感を覚えずにはいられない。


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