« 縁 | メイン | STAND BY ME »

2008年2月 6日

生老病死

51年目の越冬・熊電上熊本線2008(5)

20080206.jpg

「代替車両がない」
という理由で、青ガエルは走り続けている。
路線事情に恵まれた、ともいえるが、一方で普通ならもう廃車になってしかるべき、とも捉えられる。

当の本人はどう考えているのだろうか。
眉間の皺は、年々深くなっている。

撮影データ:熊本電鉄上熊本線 池田 α700+70-200mmF2.8








=====




学生時代に知り合い、親しくしていた人が亡くなった。
突然死だった。
パートナーとまだ幼い子どもを残して。
かくも神というのは、空気を読まないものなのだろうか。

それぞれが選んだ道が間違っていたとは思わない。
ただ、それはお互いがその道を歩き続けていくことが前提だった。
片方の道が途切れてしまった今、私はあなたに伝えそびれた言葉を抱えたまま呆然とするしかない。

今の私には、死を死以上のものとして捉えることが出来ない。
彼女が生まれてから積み重ねてきた思い出も、未来に思い描いた夢も、電力の喪われたRAMのように、まっさらになってしまったと思うと、残念で仕方がない。




私が出来ること。

あなたという存在。
あなたと過ごした時間。
あなたが教えてくれたもの。

すべてを心のRAMに残しておくこと。
私の電気信号が途絶えるその日まで。




 ありがとう、
 ごめんね。

 31年間、おつかれさま




 わかれゆく季節をかぞえながら
 わかれゆく命をかぞえながら
 祈りながら嘆きながら とうに愛を知っている
 忘れない言葉はだれでもひとつ
 たとえさよならでも 愛してる意味

 Remember 生まれた時 だれでも言われたはず
 耳をすまして思い出して 最初に聞いた Welcome

 Remember けれどもしも思い出せないなら
 わたしいつでもあなたに言う 生まれてくれて Welcome

 Remember 生まれたこと
 Remember 出逢ったこと
 Remember 一緒に生きてたこと

 そして覚えていること 




歌詞引用:「誕生」中島みゆき,1992


コメント (0)

コメント

コメントしてください




保存しますか?



画像の中に見える文字を入力してください。