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2007年7月 4日
肥薩おれんじ鉄道 9:02PM

芦北町での仕事帰りに肥薩おれんじ鉄道に乗車。
同じ区間をJR時代には何回も利用しているが、第3セクターとなってからは初めての乗車だ。
深夜ゆえにこの路線ならではのすばらしい風景が見られなかったこともあるが、真新しいディーゼルカーの軽快な音は、本来この路線が担っていた重厚長大さとは程遠く、地方のいち赤字ローカル線になってしまったことの象徴に思えた。
21時台の列車があることは非常にありがたい。が、乗客は酔客3名と学生らしき男性1名、そして背広の私。何らかの補填がない限り、この路線の維持が厳しいことは容易に察しがつく。
熊本県ではすくなからずの市町村が、実質的な「公共交通の死期」を迎えている。住民自体がすでに、公共交通に頼らなくて済むようなライフスタイルを確立している。私はいつまで、車以外の方法で出張することが可能だろうか。
白色蛍光灯で明々と照らされたディーゼルカーの車内は乗客の数とも相俟って少し寒々しかった。
おかげで、少し風邪を引いてしまったようだ。