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2007年4月 5日

ゆりかごでありたい

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(写真はイメージです(c)TBS)

熊本市が、市内の病院が設置申請していた新生児の緊急受け入れ施設「こうのとりのゆりかご」に正式に許可を出した。
単なる一地方自治体の首長が国民の生命を守る判断をしたことは、当然のことではあるが改めて敬意を表したい。私は熊本市民であることを大変誇りに思う。

子捨てを助長するか、それはふたを開けてみなければ分からない。
しかし、もしそうなったとしても、私たちが非難すべきは病院でも、子を捨てた親でもないはずだ。

過去に拘泥し口ばかり、形ばかりの美しさを唱えたって何も変わらない。
実践を繰り返し、未来を紡ぎだしていく作業こそが、今私たちに必要なことと感じる。
「ゆりかご」はその方法のひとつである。と同時に、方法のひとつに過ぎない。

「こうのとりのゆりかご」なんて要らなかったね、何を騒いでたんだろうね、と言えるように。
自らの生命のリスクを回避することも選択することも出来ない新しい人格の為に。
私もゆりかごのひとりでありたい。


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