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2006年10月24日

空の壁

20061024.jpg
2005.10.16 JAL1713便機上(厚木付近)
α-7DIGITAL 28-70mmF2.8

米軍横田基地が管理する管制空域が一部返還されるらしい。

東京から九州へ向かうとき、飛行機は通常一旦南東に機首を向けて上昇した後反転し、横浜上空を経由し富士山の北側を通り過ぎていく、「ZAMA 8 Departure」という標準出発方式(SID)を通る。
この出発方式は、途中座間付近(ZAMA NDB)を17,000フィート(約5,200m)以上という高さで通るのだが、これはこの横田の管制空域を通らないようにするために設定されているものである。
東京都のWebサイトの図がわかりやすいので参照されたい。

空は自由に見えて、自由でなく、私たちの空のようで、私たちの空でなかったりするのである。

元パイロットで小説家の内田基樹氏は、「横田基地と成田空港を交換したらどうか」という提案を、自らのエッセイで示している。

地上のドロドロとした現実を考えると到底実現し得ないが、空の人らしいしがらみにとらわれず、遠くまで見渡す発想は、私たちが世の中の物事を考える上で必要な姿勢ではないだろうか。

空の壁が、少しでも無くなるよう、このことを私自身の問題として、これからも考えていきたいと思う。


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