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2005年12月19日

フィルムカメラの憂鬱

filmcameras_orz.jpg

無他愛より。
>ところがぎっちょん、最近はDPEでける店が減ってもて困ってま。

写真のデジタル化が著しい昨今、私が懇意にしていたDPE店も、私がα-7DIGITALを購入して程なく閉店してしまった。
AGFA(ドイツのフィルムメーカー)のペーパーを使う珍しいお店だったのだが、36本撮りプリント込みで約1,200円と手ごろな値段で、なおかつ同時プリントであればL~2Lまでが同じ料金なので重宝した。
仕上げも丁寧だったし、スタッフの方も良く勉強していてこちらからの細かいプリント指示にも良く応えてくれていた。ゆえに、閉店の報を聞いたときには非常に残念だったし、もうすこしフィルムでがんばって応援してあげれば良かったかな、とちょっと後悔したものだ。

そのお店が閉店してからは、手近なところに良いDPE店がなくなってしまい、仕方なくネガフィルムはローソンに出している。しかし、同時プリント込み500円と言う激安価格ゆえか、プリントの仕上がりははなはだ悪い。

20051219print.jpg
左:ネガをフィルムスキャナ(Dimage Scan Dual IV)でスキャンし補正後プリンタ(PX-G920)でプリントしたもの
右:ローソンの同時プリント

蛍光灯の緑かぶり(フィルムで蛍光灯のついた室内を撮ると、全体が緑っぽくなってしまうのだ)は全然補正されてないし、人物の写ったカットで肌色を意識して出すといった基本的な仕上げが行われていない印象なのだ。多分、機械の自動補正のみでプリントを行い、基本的に目視による焼き直しを行っていないのだろう。
焼き直しをリクエストすれば良いのだろうが、現像に直接タッチしないコンビニの店員を経由してプリントの指示を出すのは難しいし、面倒くさい注文に困惑するコンビニ店員の顔を見るのも気が引ける。そこで今では同時プリントはインデックスプリント程度に考え、気にいった写真をフィルムスキャナでスキャンしてPCで色調整をした上でプリンタで出力しなおしている。手間はかかるし、銀塩写真のメリットを殺してしまっている気がするが、自分の意図する色調に好きなだけ追い込めるので良しとしている。

本当はポジも使いたいのだが、ただでさえ長い地方都市のポジ現像納期がローソンではさらに長いので、使う気がまったく起こらない。なので、最近はもっぱらネガのみを使用している。

結果、フィルム一眼レフはデジタルに比べて広角側が強いことを活かし、風景の広がりを撮りたいときや、頻繁にレンズ交換をおこなうことががためらわれるような状況が想定される撮影の際に限定して活用している。広角レンズを装着し、ラチチュードが広く気軽にシャッターが切れるネガを使用するというのが最近の私のフィルムカメラとの付き合い方だ。

α-7は非常に完成度の高いカメラゆえ、補助的に使うというのは非常にもったいない使い方なのだが、DPEが不自由な現状、当面は「スーパーサブ」としてがんばってもらおうと思う。

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後藤さん
20D配備おめでとうございます。20Dは私がコニミノを捨てようかと考えたほど鉄道・飛行機系では使いやすいカメラだと思います。換算1.6倍の世界を存分にご堪能あれ。


コメント (2)

コメント

アルバイト店員さんもちゃんとしたお店であればきちんと指導されていたりしているのであまり困らないのですが、最近は専門店でも現像機を操作できるだけ、写真のことは知らないという学生さんが多かったりして困ります。ローソンに至ってはいわずもがなです。

フィルムは限りなく趣味的に限られたものになってくると思います。芸術としてではなく、仕事として写真を扱っている人はもう大半デジタルに移行されているようですし・・・

投稿者 さいくん@1088M : 2005年12月22日 00:51

私はデジカメを持っておらず(除:携帯電話)、一眼で撮るときは専らフィルムカメラなので、DPEに出すときの歯がゆさはよく分かります。色補正とかトリミングとか、アルバイト店員の店では指示を出そうにも出せないんですね。
ちょうどレコードがCDに取って代わられてしまったように、フィルムカメラもやがてデジタルの波に飲まれて細々と生き続ける存在になっていくのだろうかと、不安を感じています。

投稿者 きっさ : 2005年12月20日 23:42

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