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2005年11月17日
ギンギラ太陽's「翼をくださいっ!」の旅 スカイマーク編

2005.11.14 福岡市東区香椎浜 KONICAMINOLTA α-7DIGITAL
AF100-400mmF4.5-6.7
「翼をくださいっ!」の旅、第2回目は物語の主役である「スカイマークエアラインズ」。

「翼をくださいっ!」は、今回YS-11に関するエピソードが挿入されているものの、本来はスカイマークエアラインズが新規参入した1998年の福岡空港を中心とした航空事情を描いた作品だ。新規参入で張り切るスカイマークを、大手航空会社3社(あのころは3社だった・・・)があの手この手でいびり、排除しようとする中、落ち込むスカイマークを雁の巣飛行場などの空港に励まされながら立ち向かっていく、というのがこの物語の本筋である。
物語の中では、安さを武器に新規参入する航空会社をフレッシュなイメージを持つ古賀今日子さんが好演する。そのイメージどおり、新規参入時には「大手の半額」を武器に非常にインパクトもあり、大手航空会社が特割等で「スカイマーク叩き」をする中、応援の意味も込めて私も数回利用したことがある。
しかし、東京路線以外のネットワークを持たない不便さや、東京―福岡路線以外の路線網が開設されてはすぐ休止を繰り返すうちに、私の心の中ではいつしか「使えないエアライン」となってしまった。どんなに安くても、「足」として継続的に使えないエアラインは私には合わなかったのだ。
特に、昨今の幹線網への路線集約等のニュースをみていると、当初のフレッシュさとは程遠いいやらしさを感じてしまう。スカイマークの安さとは、本当に旅客のための安さなのかと。自社の収益のための安さなのではないかと思うのだ。
もちろん、価格破壊や大手に多彩なサービスを生み出させるなどスカイマークが日本の航空業界にもたらした功績は多い。ペットボトルでのドリンクサービスなど、他社にはなく、個人的に評価しているサービスもある(注:来春に廃止)。義理人情じゃ厳しい航空業界を生き抜けないことは重々承知しているが、安さ以外の「何か」をもうひとつ身につけて、古賀今日子「スカイマーク」のような素直で明るい航空会社になってほしいと願う。

○ガイド
スカイマークエアラインズは2005年11月現在東京羽田を中心に関西・徳島・福岡・鹿児島に就航している。機材はすべて双発ジェット機のボーイング767-300ER型で、紺色の尾翼に星がデザインされているのが特徴だ。
当日売りでも運賃が安いので、何らかの事情で急に旅行する必要が生じたときは便利な航空会社である。
スーパーシート相当となる「シグナスクラス」は快適な座席なうえ大手の普通席より運賃が安くお得な座席だ。一方で、普通席は大手航空会社に比べ座席間隔が狭いので体格の大きい方は窮屈かもしれない。
地上からの見学は就航地の空港へ。福岡では第2ターミナルのデッキから見るのがお勧めである。