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2005年11月14日

ギンギラ太陽's「翼をくださいっ!」の旅 YS-11編

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2005.11.14 福岡空港RW34エンド KONICAMINOLTA α-7DIGITAL
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今回よりスペシャルカテゴリとして、福岡限定のエンターテインメントを発信する劇団「ギンギラ太陽's」の作品「翼をくださいっ!さらばYS-11」に登場した飛行機・空港・その他について、その実際を紹介していきたいと思う。

このスペシャルカテゴリでは、作品に関する内容等にも触れることがあるので、これから先の部分については、まだ作品を見てない方やネタバレを嫌う方は見ないことをお勧めする。

第1回目の今回は、作品のサブタイトルともなった「YS-11」である。

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今回のサブタイトルとなったYS-11。
戦後初の国産旅客機であり、そして現在のところ唯一の国産旅客機である。

芝居の中では、国産であるにも関わらず国内で見捨てられたYS-11が、海外の飛行機の手下となり、福岡空港第2ターミナルとスカイマークを陥れようとするが、雁の巣飛行場や佐賀空港に保存されているYS-11などの言動に心動かされ、心を入れ替えるという役どころであった。

国内で見捨てられたといっても、実はまだYS-11は現役の旅客機として国内の航空会社で運行されている。JALグループの日本エアコミュータ(JAC)で、3機が活躍している。鹿児島を拠点に飛行しているが、実は福岡への飛行が多く、福岡空港に行けば結構簡単に見ることが出来る飛行機だ(2005年11月現在、福岡から鹿児島2往復、高知2往復、徳島1往復が運航されている)。

しかし、国内で旅客機としてのYS-11を見ることが出来るのは来年までである。これは、見捨てられたというより、YS-11が装備していない衝突防止装置(TCAS)の設置が義務付けられたことが大きな理由である。2007年以降は、海上保安庁や自衛隊など、業務用の機材のみがその活躍の場となる。

一方、かつて活躍した海外のYS-11もいよいよその終焉が近づいているようだ。今回の芝居で登場したYS-11は真っ赤に塗られていたが、これはタイ・プーケットエアへと譲られた機体をモデルにしているものと思われる。しかし雑誌の情報によると、その機材も故障や事故で現在運行されていないようなのだ。

1962年の初飛行から40年を越え、YS-11は飛行機としての寿命をいよいよ全うしようとしている。海外で朽ちていくもの、空港の片隅で余生を送るもの、その最後はさまざまである。

ギンギラ太陽'sの芝居を見られた方も、そうでない方も、独特のプロップエンジンの音が聞こえたら空を見上げて欲しい。そして国内で最後の活躍をする3機のYS-11たちに、心の中で声援を送って欲しいと思う。


○ガイド
・YS-11(福岡空港編)
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福岡空港でYS-11を見たいと思ったら、第1ターミナル4階のゲームコーナーがお勧め。冷暖房の効いた室内から、YS-11をはじめとした小型旅客機が出入りする姿をゆっくり眺められる。

福岡空港ビルディング


・YS-11(佐賀空港編)

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佐賀空港で静態保存されているYS-11は、週末には一般公開がされていたが、空港周辺の整備工事のため、残念ながら2005年5月に公開を終了してしまった。現状ではまだ機材は存置されており、遠くからその姿を眺めることだけはできる。適切な処置を行い、再度の公開があることを願うばかりだ。

有明佐賀空港


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