« トライスターと航空ファンと戦争と平和 | メイン | STAY »
2005年11月 8日
25分「も」?25分「で」?
(読売新聞)全日空機、右エンジンだけで25分飛行…緊急着陸
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000211-yom-soci
ANAプレスリリース
http://www.ana.co.jp/topics/notice051107/index.html
あなたは、25分のあとに「も」と入れますか。「で」と入れますか。
飛行機が通常着陸するときを思い浮かべてみれば分かるとおり、航空機が巡航高度から着陸するためには20~30分程度掛かることはごく普通のことである。航空機のエンジンが何らかの原因で停止してしまった以上、片発で数十分の飛行を迫られるのは当然のことで、着陸まで25分という時間は十分に迅速であるし、当然のことながら航空機は片発でも十分に飛行できる性能と、故障しない信頼性を有している。
この見出しは、わざわざ時間を強調して掲載している。しかも、「~だけで25分」と前に来ればその後に続くのは通常「も」だ。
ことさらトラブルを大きく見せる誇大な見出しであるといえよう。そのような意図が無いというのであれば、この見出しは読ませる人に予断を与える、不十分なものだ。
見出しに著作権を主張する新聞社なのだから、その「著作」に恥じない素晴らしい一行を創っていただきたい。