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2005年10月27日
Q400型機の不具合-新鋭機ゆえの苦悩
(共同通信)全日空機が引き返す 同型機でトラブル相次ぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051026-00000080-kyodo-soci
ボンバルディアDHC-8-Q400機の不具合が多発している。
ここのところのイレギュラー運航経歴を見ていると、ANA機だけではなくJAL機でも同型機の不具合が発生しているようなので、何らかの機材側の要因が想像される。
Q400型は、2006年までに運行が終了するYS-11型機の後継機としてこのところ両社で導入が進んでおり、巡航速度の速さ、静粛性をはじめとする客室の快適性の高さから評価が高く、短距離ジェット機路線までも置き換わるほどである。
しかし、その反面イレギュラー運行が続出する背景には、この航空機が「新鋭機」であることが考えられる。
航空機は、一般に新鋭機であるほど安全性は高いとされる。それは、新鋭機の場合機器の電子化・自動化が進み、故障の早期発見、また人為的ミスによるトラブルや事故が減少するからだ。しかし、航空機も機械である以上、「初期故障」から逃れることはできない。
航空機は一般に単一のトラブルが発生してもそれをバックアップするシステムがあるので、この機材が即危険だとは私は判断しない。現在では故障の少ない名機ともいわれるYS-11型機も、就航当初は航空会社泣かせのトラブルを抱え、メーカーと航空会社が共同で改良に当たったと聞く。
しかしながら、不具合は少なくなるに越したことはない。安全であったとしても、引き返し等で発生する損失は顧客にとっても航空会社にとっても不幸だ。マスメディアが発する不要な誤解も面倒だ。
もうすでに航空会社では改善に向けての取り組みが始まっているだろう。Q400がより安定運航できる機材となることを願ってやまない。