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2005年7月30日

航空安全の碑

air-safety-stat.jpg

思うところがあって、早朝から車を走らせた。

福岡空港の南側、月隈一号緑地にある「航空安全の碑」。

1996年6月13日、福岡発バリ行ガルーダ・インドネシア航空DC-10型機がランウェイ16からの離陸滑走中、エンジン故障が発生。本来離陸すべき速度に達していたにもかかわらず離陸を中断したため飛行機はランウェイをオーバーラン、空港南方の緑地帯にて炎上。3名が死亡する事故となった。

国土交通省 航空・鉄道事故調査委員会の報告書
http://araic.assistmicro.co.jp/araic/aircraft/kensaku/detail.asp?ID=917

碑は、この事故の関係者が、空の安全を祈念して建立されたものである。

今にも降り出しそうな雲の下、しばし手を合わせる。

「安全」とは何か。
それは当然のように、私たちに与えられるものなのか。
調べれば調べるほど、「安全」とはとても尊く、軽々しく口に出来るものでないと感じている。

それなのに-

無力感だけを噛みしめる毎日。

答えを求めて、もう一度手を合わせる。
碑は、何も語らない。
ただ、事故現場とランウェイを、じっと見つめているだけだ。

一機、また一機。
頭上を、飛行機は力強く飛び立っていった。


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