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不明

http://www.mlit.go.jp/araic/

月末。航空・鉄道事故調査委員会が各種報告書をWebにアップする時期だ。今回はQ400の重大インシデントに関する報告書が出てきたので、マスゴミさんたちはこぞってそれを報道しているが、私はもう一つの報告書をここで紹介したい。

その報告書とは「株式会社日本航空インターナショナル所属JA8072」の航空重大インシデント調査報告書だ。

インシデントの概要を当該報告書から抜粋して下記に記す。
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本件は、航空法施行規則第166条の4第10号(現在は第11号)に規定された「航空機内の気圧の異常な低下」に該当し、航空重大インシデントとして取り扱われることとなったものである。株式会社日本航空インターナショナル所属ボーイング式747-400型JA8072は、平成17年5月7日(土)、同社の定期47便として、23時14分ジョン・F・ケネディ国際空港を離陸し、成田国際空港へ向けて高度約36,000ftで飛行中、5月8日11時41分ごろ、客室与圧の低下を示す警報表示があったので、乗客用酸素マスクを下ろし、高度約10,000ftまで緊急降下した。その後、同機は目的地を新千歳空港に変更し、12時51分、新千歳空港に着陸した。同機には、機長ほか乗務員18名乗客355名計374名が搭乗していたが、負傷者はなかった。
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GWが終わろうとしている頃に、JAL機で客室の与圧が低下し新千歳空港に緊急着陸したという件である。
報告書自体は付図をのぞくと14ページなので、興味のある方は本文を見ていただきたい。

さてその原因だが報告書ではこうまとめている。
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本重大インシデントは、同機が巡航中、客室与圧システムのアウト・フロー・バルブ(OFV)が過度に開いたため、客室の与圧が低下したことによるものと推定される。
アウト・フロー・バルブが過度に開いたことについては、キャビン・プレッシャー・コントローラー(CPC)が、何らかの不具合により生じた誤った差圧指示を基に、アウト・フロー・バルブを開ける側に制御したことによるものと考えられるが、着陸後に行われた与圧システムのセルフテスト及び個々の装備品の単体での機能試験等で不具合が確認されなかったことから、その誤った差圧指示が生じた原因を明らかにすることはできなかった。

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インシデントの直接的な原因(OFVが過度に開いた)はわかったものの、大元の原因(誤った差圧指示)は不明ということのようだ。

不明ということもあるのだなぁと。
今回「不明とはけしからん」とマスゴミの方々は言っていないのだが、このあたりが完全にスルーされているのを見ると当時の騒ぎはなんだったのか?とか、色んな面において本当はチェックしなければいけないことがスルーされているのではないかと一人ほそぼそと思ったりする。

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